静脈瘤治療の患者様

下肢静脈瘤は下肢の表面をはしる静脈がコブのように浮き上がる病気です。自然治癒は基本的に難しく、時間とともに悪化します。
2011年以降、静脈分野では、一般的な静脈瘤である伏在型のタイプに血管レーザー治療をすることが保険で認められました。2011年には980nmレーザーが、そして2014年には1470nmのレーザーと手術時間が短い高周波による治療（RF）も保険認可され、多くの施設で下肢静脈瘤治療が行われるようになっています。今や下肢静脈瘤の治療は、患者さんの負担が少ない外来、日帰り手術が主流になり、術後も短期間で元の生活に戻ることができます。

術後の患者様

静脈瘤の手術は、手術自体には保険が適用されますが、残念ながら弾性ストッキングには保険が適用されません。また、使用期間も手術後２～３週間と短いため、安価な弾性ストッキングを好まれる場合があります。しかし、術後は通常よりも肌が敏感になる場合も多く、なるべく快適にご自分に合う製品をお探しの患者様にはシグバリス製品のご利用をお勧めします。

手術をしない患者様（維持期・予防）

長期間履くものだからこそ、なるべく自分に合うものを選んでいただきたい。それが私たち九州メディカルサービスの想いです。日本人は欧米にくらべて体格差は比較的少ないですが、足の太さ、長さなどの細部はさまざまです。ご自身の足のサイズと丈を測り、目的のモデルからフィットするストッキングをお選びください。